【2026年最新版】杜仲茶の効果とは?成分・血圧・内臓脂肪との関係とおすすめランキング
杜仲茶は、中国原産の「杜仲(Eucommia ulmoides)」の葉から作られる健康茶です。ゲニポシド酸やアスペルロシドなどの特徴的な成分を含み、血圧や脂質代謝、体脂肪・内臓脂肪などとの関係について研究が行われています。
特に注目されているのが、ゲニポシド酸と血圧、アスペルロシドと脂質・エネルギー代謝との関係です。ただし、杜仲やその抽出物に関する研究にはヒト試験だけでなく動物試験や基礎研究も含まれるため、一般的な杜仲茶を飲めば高血圧や肥満などが改善すると断定できるものではありません。
杜仲茶は基本的にノンカフェインで、日常のお茶として取り入れやすいことも特徴です。一方、「杜仲茶は肝臓に悪い?」「副作用は?」「1日何杯飲めばいい?」といった疑問もあります。安全性については過剰摂取を避け、商品に記載された摂取方法・目安量を確認することが重要です。
本記事では、杜仲茶の効果について現在報告されている研究を整理し、ゲニポシド酸・アスペルロシドなどの成分、血圧・内臓脂肪・脂質代謝との関係、副作用や安全性、カフェイン、味や飲み方まで解説します。さらに、国産・粉末・ティーバッグなどの違いを比較し、おすすめの杜仲茶も紹介します。
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第1位 特若茶 / フレスコ・ヘルスケア
評価:
5
こだわりぬかれた緑色の粉末タイプの国産杜仲茶。
独自の加工製法で、ゲニポシド酸やユーコミシンAやアスペルロシドなど、杜仲茶特有の健康成分が他の商品に比べて豊富に含まれています!
粉末タイプなので余すことなく成分を摂取できます。
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ◎あり |
|---|---|
| 産地 | ◎国産 |
| 商品タイプ | ◎粉末 |
| 原料の色味 | ◎緑色 |
| コストパフォーマンス | ◎良い |
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ◎あり | 産地 | ◎国産 | 商品タイプ | ◎粉末 | 原料の色味 | ◎緑色 | コストパフォーマンス | ◎良い |
|---|
【①内容量】50g(60杯分)
評価:
5
参考価格:1,946円
第2位 若葉の杜仲茶パウダー / 健康茶工房 彩遊器
評価:
4.5
国内で栽培されている杜仲の木を100%使用しています。
枝に繁っている有効成分たっぷりの若葉のみを丁寧に摘み取った緑色の粉末杜仲茶です。
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし |
|---|---|
| 産地 | ◎国産 |
| 商品タイプ | ◎粉末 |
| 原料の色味 | ◎緑色 |
| コストパフォーマンス | △普通 |
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし | 産地 | ◎国産 | 商品タイプ | ◎粉末 | 原料の色味 | ◎緑色 | コストパフォーマンス | △普通 |
|---|
【①内容量】50g
評価:
4.5
参考価格:2,330円
第3位 杜仲粉末 / 石原園
評価:
4.3
厳選された国産杜仲の緑葉を特許製法で飲みやすい超微粒子パウダーにしています。
普段の食生活では摂ることの出来ない杜仲の健康成分を毎日の生活に取り入れてみましょう。
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし |
|---|---|
| 産地 | ◎国産 |
| 商品タイプ | ◎粉末 |
| 原料の色味 | ◎緑色 |
| コストパフォーマンス | ✕微妙 |
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし | 産地 | ◎国産 | 商品タイプ | ◎粉末 | 原料の色味 | ◎緑色 | コストパフォーマンス | ✕微妙 |
|---|
【①内容量】60g(30杯分)
評価:
4.3
参考価格:4,930円
第4位 とちゅう茶パウダー / 山惣ホーム株式会社
評価:
4
焙煎した杜仲茶を細かく砕いた粉末商品です。
パンケーキやクッキーなどのお菓子作りにもおすすめです。
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし |
|---|---|
| 産地 | ◎国産 |
| 商品タイプ | ◎粉末 |
| 原料の色味 | ✕茶色 |
| コストパフォーマンス | △普通 |
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし | 産地 | ◎国産 | 商品タイプ | ◎粉末 | 原料の色味 | ✕茶色 | コストパフォーマンス | △普通 |
|---|
【①内容量】50g
評価:
4
参考価格:1,164円
第5位 杜仲茶 / KAZARIS
評価:
4
鳥取県産の豊かな自然で育まれた杜仲葉を厳選。杜仲本来の風味を活かしたティーバッグ杜仲茶です。
ほんのりとした甘みとまろやかさが特徴で、クセが少なく飲みやすい味わいです。
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし |
|---|---|
| 産地 | ◎国産 |
| 商品タイプ | △ティーバッグ |
| 原料の色味 | ✕茶色 |
| コストパフォーマンス | ◎良い |
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし | 産地 | ◎国産 | 商品タイプ | △ティーバッグ | 原料の色味 | ✕茶色 | コストパフォーマンス | ◎良い |
|---|
【①内容量】1g×30包
評価:
4
参考価格:1,480円
第6位 杜仲茶 / マルシェピュア
評価:
4
兵庫県産の肥沃な土壌で大きく育った杜仲の葉を焙煎し、香ばしい味わいに仕上げています。
50包入りと大容量な点も魅力です。
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし |
|---|---|
| 産地 | ◎国産 |
| 商品タイプ | △ティーバッグ |
| 原料の色味 | ✕茶色 |
| コストパフォーマンス | ◎良い |
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし | 産地 | ◎国産 | 商品タイプ | △ティーバッグ | 原料の色味 | ✕茶色 | コストパフォーマンス | ◎良い |
|---|
【①内容量】2g×50包
評価:
4
参考価格:1,520円
第7位 森のこかげ 杜仲茶 / 森のこかげ
評価:
3.8
無添加・天然トチュウ100%を使用した健康茶です。
香りはわずかに青臭く、味は青味と渋みが混ざった味です。
加工は国内で行っております。
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし |
|---|---|
| 産地 | ✕中国産 |
| 商品タイプ | △ティーバッグ |
| 原料の色味 | ◎緑色 |
| コストパフォーマンス | ◎良い |
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし | 産地 | ✕中国産 | 商品タイプ | △ティーバッグ | 原料の色味 | ◎緑色 | コストパフォーマンス | ◎良い |
|---|
【①内容量】500g
評価:
3.8
参考価格:1,871円
第8位 水にもサッと溶ける粉末杜仲茶 / 有限会社 糀屋本店
評価:
3.8
瀬戸内産の杜仲の茶葉に、素材の旨みを引き出すパウダー状の米糀を、バランスよくブレンドした商品です。
温冷問わず、グラスやカップにそのまま振り入れて利用できます。
杜仲と糀の2種成分で幅広くサポートします。
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし |
|---|---|
| 産地 | ◎国産 |
| 商品タイプ | ◎粉末 |
| 原料の色味 | ✕茶色 |
| コストパフォーマンス | ✕微妙 |
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし | 産地 | ◎国産 | 商品タイプ | ◎粉末 | 原料の色味 | ✕茶色 | コストパフォーマンス | ✕微妙 |
|---|
【①内容量】20g
評価:
3.8
参考価格:2,190円
第9位 信州伊那谷の手摘み杜仲茶 / Minowa Tea Garden
評価:
3.8
信州伊那谷の山紫水明の豊かな地で農薬や化学肥料を一切使わず、大切に育てた杜仲緑茶です。
茶葉を独自の焙煎で香り高くまろやかに仕上げ、国内屈指の軟水度を誇る飯豊連峰の伏流水で抽出しています。
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ◎あり |
|---|---|
| 産地 | ◎国産 |
| 商品タイプ | ✕その他 |
| 原料の色味 | ✕茶色 |
| コストパフォーマンス | ✕微妙 |
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ◎あり | 産地 | ◎国産 | 商品タイプ | ✕その他 | 原料の色味 | ✕茶色 | コストパフォーマンス | ✕微妙 |
|---|
【①内容量】500ml×24本
評価:
3.8
参考価格:5,702円
第10位 長野産杜仲茶 / ディーエーピーネットワーク株式会社
評価:
3.8
普段の食生活では取りづらい「アウクビン」、「ゲニポシド酸」や「アスペルロシド」などの抗炎症、抗酸化の健康成分が杜仲葉に含まれています。
杜仲茶は独特のクセと渋みを抑え、香ばしくマイルドな味わいで毎日飲み続けられます。
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし |
|---|---|
| 産地 | ◎国産 |
| 商品タイプ | △ティーバッグ |
| 原料の色味 | ✕茶色 |
| コストパフォーマンス | △普通 |
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし | 産地 | ◎国産 | 商品タイプ | △ティーバッグ | 原料の色味 | ✕茶色 | コストパフォーマンス | △普通 |
|---|
【①内容量】3g×50包
評価:
3.8
参考価格:2,100円
第11位 和草 杜仲茶 / 美養茶舗
評価:
3.5
杜仲葉特有の青臭さを抑え、香ばしくまろやかな味わいに仕上がっています。
土づくりから大切にした、からだ想いの原料のティーバッグ杜仲茶です。
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし |
|---|---|
| 産地 | ◎国産 |
| 商品タイプ | △ティーバッグ |
| 原料の色味 | ✕茶色 |
| コストパフォーマンス | △普通 |
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし | 産地 | ◎国産 | 商品タイプ | △ティーバッグ | 原料の色味 | ✕茶色 | コストパフォーマンス | △普通 |
|---|
【①内容量】2g×18包
評価:
3.5
参考価格:1,380円
第12位 国産杜仲茶 / Beau thé!
評価:
3.5
ダイエットや家族の健康におすすめの徳島県産杜仲です。
お子様でも飲みやすいようにクセは抑えながらも風味は残し美味しく作られています。
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし |
|---|---|
| 産地 | ◎国産 |
| 商品タイプ | △ティーバッグ |
| 原料の色味 | ✕茶色 |
| コストパフォーマンス | △普通 |
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし | 産地 | ◎国産 | 商品タイプ | △ティーバッグ | 原料の色味 | ✕茶色 | コストパフォーマンス | △普通 |
|---|
【①内容量】3g×30包
評価:
3.5
参考価格:1,500円
第13位 杜仲茶 / 温活農園
評価:
3.2
こだわりの手法で香ばしくほんのり甘みのある口当たりに仕上がっています。
クセが少なく飲みやすいため、普段のお茶として幅広い世代で楽しめます。
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし |
|---|---|
| 産地 | ◎国産 |
| 商品タイプ | △ティーバッグ |
| 原料の色味 | ✕茶色 |
| コストパフォーマンス | ✕微妙 |
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし | 産地 | ◎国産 | 商品タイプ | △ティーバッグ | 原料の色味 | ✕茶色 | コストパフォーマンス | ✕微妙 |
|---|
【①内容量】2.5g×30包
評価:
3.2
参考価格:1,889円
第14位 元祖 杜仲葉 / 元祖 杜仲葉
評価:
3.2
1Lの水に1パックを目安に、やかんに水とティーバッグを入れ、沸騰したら弱火にして10~15分ほど煮出せば出来上がりです。
日当たりのよい肥沃な大地で育った国産杜仲茶です。
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし |
|---|---|
| 産地 | ◎国産 |
| 商品タイプ | △ティーバッグ |
| 原料の色味 | ✕茶色 |
| コストパフォーマンス | ✕微妙 |
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ✕なし | 産地 | ◎国産 | 商品タイプ | △ティーバッグ | 原料の色味 | ✕茶色 | コストパフォーマンス | ✕微妙 |
|---|
【①内容量】3g×50包
評価:
3.2
参考価格:3,024円
ランキング早見表
| 商品名 |
第1位特若茶 |
第2位若葉の杜仲茶パウダー |
第3位杜仲粉末 |
第4位とちゅう茶パウダー |
第5位杜仲茶 |
第6位杜仲茶 |
第7位森のこかげ 杜仲茶 |
第8位水にもサッと溶ける粉末杜仲茶 |
第9位信州伊那谷の手摘み杜仲茶 |
第10位長野産杜仲茶 |
第11位和草 杜仲茶 |
第12位国産杜仲茶 |
第13位杜仲茶 |
第14位元祖 杜仲葉 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品画像 |
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| 評価 |
5 |
4.5 |
4.3 |
4 |
4 |
4 |
3.8 |
3.8 |
3.8 |
3.8 |
3.5 |
3.5 |
3.2 |
3.2 |
| 杜仲茶特有成分量の記載 | ◎あり | ✕なし | ✕なし | ✕なし | ✕なし | ✕なし | ✕なし | ✕なし | ◎あり | ✕なし | ✕なし | ✕なし | ✕なし | ✕なし |
| 産地 | ◎国産 | ◎国産 | ◎国産 | ◎国産 | ◎国産 | ◎国産 | ✕中国産 | ◎国産 | ◎国産 | ◎国産 | ◎国産 | ◎国産 | ◎国産 | ◎国産 |
| 商品タイプ | ◎粉末 | ◎粉末 | ◎粉末 | ◎粉末 | △ティーバッグ | △ティーバッグ | △ティーバッグ | ◎粉末 | ✕その他 | △ティーバッグ | △ティーバッグ | △ティーバッグ | △ティーバッグ | △ティーバッグ |
| 原料の色味 | ◎緑色 | ◎緑色 | ◎緑色 | ✕茶色 | ✕茶色 | ✕茶色 | ◎緑色 | ✕茶色 | ✕茶色 | ✕茶色 | ✕茶色 | ✕茶色 | ✕茶色 | ✕茶色 |
| コストパフォーマンス | ◎良い | △普通 | ✕微妙 | △普通 | ◎良い | ◎良い | ◎良い | ✕微妙 | ✕微妙 | △普通 | △普通 | △普通 | ✕微妙 | ✕微妙 |
| 商品リンク |
1. 杜仲茶とは?植物・学名・歴史・特徴まとめ
杜仲茶(とちゅうちゃ)は、中国原産の落葉高木「杜仲(Eucommia ulmoides)」の葉を乾燥させて煎じた健康茶です。
ノンカフェインでクセが少なく、血圧・脂質・代謝バランスに良いとされ、古代から漢方・民間療法に用いられてきました。
2021年の研究レポートでは、杜仲が伝統的に利用されてきた経緯と幅広い健康効果がまとめられています。 (出典:Huang et al.,「Traditional application and modern pharmacological research of Eucommia ulmoides Oliv.」,2021)
本章では、植物学的特徴から日本への導入史、安全性までを整理し、杜仲茶が健康食品として注目される理由を明確にします。
杜仲茶(Eucommia ulmoides)とは何の葉?学名・分類・原産地
杜仲茶は、中国西南部から中部地域に自生する高木「杜仲(Eucommia ulmoides)」の葉を乾燥させた植物茶です。
学名の “Eucommia” は「良い接合」、種名 “ulmoides” は「ニレ(植物)に似た」を意味します。
分類上はトチュウ科トチュウ属の単一種で、世界に一属一種しか存在しておらず、古代植物の系統を持つことから「生きた化石植物」とも呼ばれています。
葉や樹皮には天然のゴム物質「グッタペルカ」が含まれ、独特の粘性と弾力を持つのが特徴です。
杜仲茶の歴史:4,000年以上の伝統と日本への導入
杜仲は約4,000年前から中国で薬草として利用され、中国最古の薬物学書であるとされる『神農本草経』では副作用が少なく長期服用可能な「上品」に分類されています。
当初、杜仲は樹皮が漢方素材として重宝され、血圧・腰痛・肝機能などの改善に用いられていました。
日本へは奈良時代に薬用植物として伝来し、昭和期に入り葉の利用が進展していきます。
その後、1970年代後半に日本企業が現在のような「葉の杜仲茶」の飲用茶化を成功させ、健康茶市場で広く普及しました。
樹皮茶から葉茶へ:日本で生まれた“現代型杜仲茶”
もともと中国では樹皮を煎じた「杜仲皮茶」が主流でしたが、日本では採取が難しく、代わりに葉を乾燥して飲む方法が開発されました。
日本の研究者によって、葉にもグッタペルカやゲニポシド酸などの杜仲特有の有効成分が含まれることが確認されたことが乾燥葉タイプの現代型杜仲茶が普及した要因です。
現在では主に九州・信州などで無農薬栽培が行われ、国産ブランドも増加し、海外では「Japanese Eucommia Tea」として健康志向市場でも評価されています。
ノンカフェイン・無農薬で安心?安全性と特徴
杜仲茶はノンカフェイン・無添加・無農薬の製品が多く、妊婦や授乳中でも安心して飲めるとされています。
商品によっては農薬検査や残留農薬ゼロの証明がされているものもあり、血圧管理や生活習慣ケアを目的に中高年層にも人気があります。
味は独特のまろやかな風味とコクがあり、クセも少ないです。
カフェインを避けたい人や就寝前の水分補給にも最適です。
要約
2. 杜仲茶の健康効果とは?最新研究から見るエビデンス
ダイエット・脂質代謝への影響
杜仲茶には「ゲニポシド酸」「アスペルロシド」などの杜仲茶特有の配糖体成分が含まれ、脂肪分解と代謝をサポートします。
日本杜仲研究会による27名を対象とした2ヶ月間の測定では、杜仲茶エキスを摂取した群で体重・内臓脂肪量の平均5%減少が確認されました。 (出典:日本杜仲研究会「杜仲茶のダイエット効果」, 公式サイト, 2015)
あくまで治療目的ではない点と、その他の薬などを服用している方は、医師に相談のうえ摂取してください。
血圧への効果
杜仲茶に含まれる成分「ゲニポシド酸」にはヒト臨床試験による高血圧に対する有効性の研究などが行われており、血圧を下げる効果が認められています。
これは、ゲニポシド酸が副交感神経に作用して、血流への抵抗が下がることで血圧を低下させるメカニズムだと考えられています。
また、2016年の研究では、血圧が高めの人の収縮期血圧を平均5〜10mmHg低下させた報告や、比較的近年の2021年の研究でも、血圧が高めの人の血管拡張が促進され、血圧低下作用を示した報告があります。
(出典:小林製薬中央研究所「杜仲茶と血圧に関する研究」, 2016) (出典:Ishimitsu A, et al「Eucommia ulmoides (Tochu) and its extract geniposidic acid reduced blood pressure and improved renal hemodynamics」, 2021)
杜仲茶が肝臓に悪いのは本当?安全性の検証
杜仲茶は「肝臓に悪い」という噂や検索が近年増加しています。
杜仲茶が肝臓に悪いというのは本当でしょうか?
結論を申し上げますと、杜仲茶が肝臓に悪いというのは、現時点で科学的根拠は確認されていません。
むしろ、藤川隆彦ら(2012)の動物実験では、杜仲茶に含まれる成分が肝臓での脂肪代謝酵素を活性化し、肝機能をサポートする可能性が報告されています。 (出典:Asperuloside stimulates metabolic function in rats across several organs, Fujikawa T. et al., 2012, PMC4153281)
抗酸化・抗炎症作用
山口県立大学の研究(角橋ら, 2014)によると、杜仲茶抽出物は強い抗酸化能を持つポリフェノール群を含み、細胞酸化を抑制する効果が確認されました。
酸化ストレスの軽減により、血管老化抑制・肌健康維持・生活習慣病リスク低減に寄与する可能性が示唆されています。
(出典:角橋明美ほか『杜仲茶の抗酸化性』山口県立大大学院論文, 2014)
摂取上の注意と安全性
様々な健康効果が期待される杜仲茶ですが、摂取する上で注意すべきことはあるのでしょうか?
まず、杜仲茶は現時点で、一般的な摂取量において重篤な副作用報告は多くありません。
しかし、ポリフェノールが豊富に含まれており、1日5杯以上といったポリフェノールの過剰摂取で胃に一時的な不快感が生じることがあります。
また、妊娠中の方もポリフェノールの過量摂取により、胎児に悪影響を及ぼすケースがあります。
ですが、2023年の研究では、杜仲葉抽出物の食品利用に関する包括的安全性評価を実施したところ杜仲茶の長期摂取による健康被害リスクは極めて低いとの結果が出ています。 (出典:Fu H, et al.,『Comprehensive Assessment of the Safety of Eucommia ulmoides Leaf Extract for Consumption as a Traditional Chinese Health Food』2023)
商品に記載された目安量を確認し、過剰摂取を避けましょう。
その他の研究まとめ
様々な健康効果が期待できる杜仲茶ですが、研究も豊富に行われています。
これまでに紹介したもの以外で以下のようなものがあります。
要約
3. 杜仲茶に含まれる特有成分とその働き
特有の健康成分が豊富に含まれています。
これらは血圧・脂質代謝・抗酸化などの健康効果と強い関連があります。
代表的な4成分について詳しく解説します。
ゲニポシド酸(Geniposidic acid)
『ゲニポシド酸』は杜仲茶に含まれる代表的な健康成分で、血圧やコレステロール値、中性脂肪値の低下に役立つとされています。
ラットを用いた試験でゲニポシド酸摂取群の血中中性脂肪・LDL値が約15〜20%の低下(角橋ら, 2014)や、ヒト試験において軽度の血圧低下(小林製薬研究所, 2016)の確認ができており、関連する研究報告もあります。 (出典:角橋明美ほか「杜仲茶の抗酸化性」山口県立大学院論文, 2014/小林製薬中央研究所報告, 2016)
アスペルロシド(Asperuloside)
『アスペルロシド』は小腸で胆汁酸の分泌量を増やす役割があります。
分泌された胆汁酸は肝臓や筋肉、褐色脂肪細胞などの脂肪を燃やしやすい細胞に働きかけ、脂肪の代謝を活発にすることで内臓脂肪減少のサポートをします。
こちらもFujikawaら(2012)の研究で、アスペルロシドが肝臓・筋肉・褐色脂肪組織の働きをサポートし、代謝全般の向上が確認されています。 (出典:Fujikawa T. et al.,『 Asperuloside stimulates metabolic function in rats across several organs』,2012)
グッタペルカ(Gutta-percha)
『グッタペルカ』は杜仲茶を作る際の葉っぱのネバネバの中に含まれる成分です。
活性酸素を除去する効果や血管を強化して血圧を下げる作用などがあります。
杜仲葉の粘性には植物としての特徴があり、グッタペルカについても研究が行われています。
日本杜仲研究会(2018) より、
グッタペルカはビタミンEと同等の抗酸化強度があることが報告されています。(出典:日本杜仲研究会『杜仲茶成分分析レポート』, 2018)
グッタペルカは熱に弱いため、高温焙煎タイプの杜仲茶では含有量が減少します。購入時は注意しましょう。
4. 杜仲茶の選び方は?杜仲茶おすすめ人気ランキングTOP15の評価項目
おすすめの杜仲茶の特徴は以下になります。
豊富な健康成分を余すことなく摂取できる粉末タイプのものがおすすめです。
その他にもティーバッグタイプや茶葉から煮出すタイプもあります。
杜仲茶は焙煎やその他加工を行うことで緑色から茶色に変色します。
焙煎されているものは焙煎されていないものに比べると加工時の影響で健康成分が減少してしまいます。
こだわりぬかれた製法の緑色の杜仲茶がおすすめです。
杜仲の原産地は中国ですが、日本での生産も盛んです。
より安全で安心な杜仲茶を選びたい方は「国産」にこだわってみましょう。
また、今回の『杜仲茶おすすめ人気ランキングTOP15』は以下の基準に基づいて作成しました。
ぜひ参考にしてください。
①杜仲茶特有成分量の記載
「ゲニポシド酸」「アスペルロシド」「グッタペルカ」「ユーコミシンA」などの杜仲茶特有の健康成分について、配合量の記載があるものを評価します。
【◎記載あり ✕記載なし】
②産地
前述の通り、国産の杜仲茶は、安全性や産地を重視して選びたい方の選択肢の一つです。
【◎国産 ✕中国産】
③商品タイプ
粉末・ティーバッグ・ペットボトルなど様々な商品タイプがあります。
それぞれ一長一短ではありますが、健康成分を余すことなく摂取できる『粉末タイプ』がおすすめです。
【◎粉末 △ティーバッグ ✕その他】
④原料の色味
茶色の杜仲茶は焙煎加工やその他工程で健康成分が減少している恐れがあります。
元々の緑色かつ、鮮やかな色味がおすすめです。
【◎緑色 ✕茶色】
⑤コストパフォーマンス
継続していくことにおいてコストパフォーマンスは重要です。
価格に見合った価値があるか総合的に判断していきます。
【◎コスパ良い △コスパ普通 ✕コスパ微妙】
また、以下の情報も掲載しています。
5. 杜仲茶のよくある質問!何に効果がある?副作用・カフェインは?(FAQ)/参考文献・出典リスト
以下を参考にして頂けますと幸いです。
よくある質問(FAQ)
体質には個人差があるため、異変を感じたら摂取を中止してください。
(Luo et al., 2020)
商品によっては麦茶のような香ばしさを感じるものもあり、毎日の食事にも合わせやすいお茶です。(2025年・杜仲葉茶の加工方法と風味成分に関する研究)
妊娠中の方やお子さんが飲む場合は、商品表示を確認し、過剰摂取を避けることが大切です。
杜仲茶含むその他お茶やチョコレートなどに含まれる「ポリフェノール」は過剰摂取すると、胎児に悪影響を及ぼす可能性があります。
ポリフェノールを多く含むルイボスティーを毎日飲んでいた妊婦さんが、臨月に突然、胎児の心不全をきたした症例もあるそうです。
1日に2杯程度の一般的な摂取であれば問題ないですが、過剰摂取には気を付けましょう。
(青葉レディースクリニック, 2024)
また、ノンカフェインなので就寝前にもお飲みいただけます。
(Food for Well-being, 2020)
杜仲茶商品の口コミを見ていると、「内臓脂肪減少」や「便秘」などに効果があったという意見もあります。
(日本杜仲研究会)
杜仲茶とゲニポシド酸を用いた動物研究では、食塩感受性高血圧モデルのラットにおいて、血圧の上昇が抑えられ、腎血流に関する指標にも変化が認められました。
ただし、これは主に動物を対象とした研究であり、一般的な杜仲茶を飲むことで、人の高血圧が改善・治療できることを示したものではありません。血圧が高めの方や降圧薬を使用している方は、杜仲茶を治療の代わりにせず、継続的に摂取する場合は医師や薬剤師に相談すると安心です。
また、2021年の動物研究では、食塩感受性高血圧モデルラットに杜仲茶抽出物またはゲニポシド酸を投与したところ、血圧や腎血流に関する指標への変化が報告されています。
(Ishimitsu et al., 2021)
杜仲(Eucommia ulmoides)の抽出物を用いた安全性研究では、試験範囲内で遺伝毒性や急性毒性は認められなかった一方、動物への長期間かつ高用量の投与では、腎臓への影響を示す変化が報告されています。ただし、この研究は高用量の杜仲抽出物を用いた動物試験であり、通常の杜仲茶の飲用条件とは異なります。
そのため、日常的に飲む場合は商品に記載された摂取方法や目安量を確認し、極端な大量摂取を避けることが大切です。持病がある方、医薬品を使用している方、妊娠・授乳中の方などは、継続して摂取する前に医師や薬剤師へ相談しましょう。
(Luo et al., 2020)
今回は杜仲茶の特徴とおすすめ商品等を解説しました。
杜仲茶を日常的に摂取して健やかな毎日を過ごしましょう!
参考文献・出典リスト
A. 総合・歴史・概要に関する出典
藤田 紘一郎 監修 (2020) 『医者いらずの健康茶事典』 PHP文庫
董 占軍 監修 (2018) 『茶のチカラ:薬になる中国茶図鑑』 講談社
日本杜仲研究会 『杜仲とは/杜仲茶の研究レポート』
https://www.eucommia.gr.jp/eucommia/
Huang et al. (2021) 『Traditional application and modern pharmacological research of Eucommia ulmoides Oliv.』
https://cmjournal.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13020-021-00482-7
B. 機能性・成分・臨床研究に関する出典
5. Fujikawa T et al. (2012) 『Asperuloside stimulates metabolic function in rats across several organs under high-fat diet conditions, acting like the major ingredient of Eucommia leaves with anti-obesity activity』
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4153281/
6. 角橋 明美 ほか (2014) 『杜仲茶の抗酸化性』
https://www.l.yamaguchi-pu.ac.jp/archives/2008/graduateschool/10_kadohashi.pdf
7. 小林製薬 中央研究所 (2016) 『杜仲茶と血圧に関する研究』
https://research.kobayashi.co.jp/glossary/tochucha.html
8. Ishimitsu A, et al. (2021) 『Eucommia ulmoides (Tochu) and its extract geniposidic acid reduced blood pressure and improved renal hemodynamics』
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34328117/
9. Fujiwara H et al. (2016) 『Eucommicin A, a β-truxinate lignan from Eucommia ulmoides, is a selective inhibitor of cancer stem cells』
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0031942215301187
10. Bao et al. (2024) 『A review of "plant gold" Eucommia ulmoides Oliv.: A medicinal and food homologous plant with economic value and prospect』
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S240584402400882X
11. Hussain et al. (2016) 『Health-Promoting Properties of Eucommia ulmoides: A Systematic Review』
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27042191/
12. Chen et al. (2025) 『Therapeutic effects of Eucommia ulmoides extract on osteoporosis via Wnt/β-catenin signaling activation』
https://www.frontiersin.org/journals/pharmacology/articles/10.3389/fphar.2025.1619687/full
13. Satonaka H, et al. (2025) 『An Exploratory Single-Arm Clinical Trial on Eucommia ulmoides Extract in Japanese Subjects with Metabolic Risk Factors』
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12202076/
14. Luo X, Wu J, Li Z, Jin W, Zhang F, Sun H, Shi Y. (2020) 『Safety evaluation of Eucommia ulmoides extract』
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33122045/
C. 安全性・妊娠期・摂取指針に関する出典
15. 医療法人青葉レディースクリニック (2024) 『意外⁉ 摂りすぎに注意が必要なポリフェノール』
https://aoba-ladies.jp/chart/1539/
16. Fu H, et al. (2023) 『Comprehensive Assessment of the Safety of Eucommia ulmoides Leaf Extract for Consumption as a Traditional Chinese Health Food』
https://www.sciencedirect.com/org/science/article/pii/S2164632523000768
17. Food for Well-being 編集部 (2020) 『杜仲茶の効果・効能 — 副作用はあるの?』
https://kawashima-ya.jp/contents/?p=19104
18.『Integrated widely targeted metabolomics and flavoromics reveal processing-driven dynamic changes in functional metabolites of Eucommia ulmoides leaf tea』 Food Chemistry: X. (2025) 27:102434.
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2590157525002810
まとめ
杜仲茶は、杜仲(Eucommia ulmoides)の葉を原料とする健康茶で、ゲニポシド酸やアスペルロシドなどの特徴的な成分を含んでいます。これらの成分については、血圧、脂質・エネルギー代謝、体脂肪・内臓脂肪などとの関係を調べた研究が報告されています。
一方、研究にはヒト試験だけでなく動物試験や基礎研究も含まれています。そのため、「杜仲茶を飲めば血圧が下がる」「内臓脂肪が必ず減る」と考えるのではなく、研究で報告されている可能性と日常的な飲料としての役割を分けて理解することが大切です。
杜仲茶を選ぶ際は、ゲニポシド酸・アスペルロシドなどの成分情報だけでなく、国産かどうか、粉末・ティーバッグなどの商品タイプ、加工方法、飲みやすさ、価格や続けやすさも比較しましょう。粉末タイプは葉を丸ごと利用しやすく、ティーバッグタイプは手軽に続けやすいなど、それぞれに特徴があります。
また、杜仲茶は基本的にノンカフェインですが、たくさん飲むほど健康効果が高まるわけではありません。商品に記載された飲み方や目安量を確認し、過剰摂取を避けましょう。持病がある方、医薬品を使用している方、妊娠・授乳中の方などは、継続的に摂取する前に医師や薬剤師へ相談することも重要です。
「杜仲茶にどんな効果が期待されているのか」だけでなく、成分・研究根拠・安全性・味・飲み方・続けやすさまで確認し、自分の目的や生活スタイルに合った杜仲茶を選びましょう。
【調査方法概要】
調査範囲:Amazon、楽天、Yahoo、その他公式ショップ等のインターネット調査
調査時期:定期更新
評価人数:5人(編集チーム関係者)
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【編集者】
健康美容・生活用品サービス分析編集者
齊当克樹
(専門記事編集・ライター歴5年)
担当:対象内容の調査分析・検証、本文作成・更新、編集チーム評価集約、専門情報信頼性確認等
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